【セリエA】パルマ 1-3 アタランタ(日本時間11月24日/スタディオ・エンニオ・タルディーニ)
 まさに精密機械のようだった。パルマに所属するGK鈴木彩艶が、アタランタ戦で50m超のパントキックで前線の味方にピンポイントパス。精度と威力を兼ね備えたまるで“レーザービーム”のようなキックにはファンも大興奮だ。
 鈴木がキックで魅了したのは、セリエAの第13節のアタランタ戦、1点ビハインドだった66分のことだ。鈴木は左サイドから上がったFWアデモラ・ルックマンのクロスを直接キャッチ。すると、ボールを持ったまま周囲を確認してペナルティーエリアのラインギリギリまで出ていき、左手でボールをトスして豪快に右足を振り抜いた。