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【映像】木をなぎ倒すも“全開”の衝撃シーン

WRC】第13戦 ラリージャパン(11月24日/デイ4)

【映像】木をなぎ倒すも“全開”の衝撃シーン

 WRC・世界ラリー選手権最終戦の「ラリージャパン」。タイトルは最終日の最終ステージまでもつれ、トヨタ、ヒョンデ両チームのドライバーによる激戦が繰り広げられたなか、ミケルセンのアタックが話題を呼んだ。

 競技最終日の最終ステージSS21は、上位ドライバーにポイントが付与される「パワーステージ」。また最終日総合の「スーパーサンデー」ポイントも加算される。SS20終了時点でヒョンデとトヨタは同ポイントで、オィット・タナックがリタイアしたヒョンデは、アンドレアス・ミケルセンとティエリー・ヌービルの2台で、トヨタの3台を上回らなければならない状況だった。

 WRC1の走行順で1番手となったミケルセンは、ポイントを狙ってスタートから全開アタックを敢行する。日本ならではの道幅の狭いワインディングをギリギリまで攻めながらフィニッシュしたが、よく見るとフロントバンパーを破損している。当初ダメージの理由は判然としなかったが、走行直後のリプレイで、左コーナーを曲がりきれず、コース右脇の植え込みに乗り上げて木をなぎ倒しているシーンが映し出された。しかし、幸いにもそのままコースに戻って激走を続けたようだ。

 まさに(いい意味で)頭のネジがぶっ飛んでいるような渾身アタックだったが、この激走を観た視聴者からは、「めちゃぶつけてる」「木がおれたw」「なぎたおしてる!」「ぶつけてあのタイムなんか」「神風アタックやんか」と、驚きとともにミケルセンを応援するコメントが多く寄せられた。

 全開アタック後のミケルセンは、「木にぶつかってしまったようだ。猛スピードで行きましたがミスをした。申し訳ない」と謝罪したうえで、「ティエリーには頑張って欲しい」とチームメイトにエールを送った。最終的にパワーステージは5位、スーパーサンデーで2位と高ポイントをゲットしたナイスガイの来季の走りに期待したい。

ABEMA『WRC 世界ラリー選手権 2024』/(C)WRC)

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