【ブンデスリーガ】シュトゥットガルト 2-0 ボーフム(日本時間11月23日/MHPアレーナ)
ボーフムのMF三好康児が途中出場から持ち味を発揮した。前節で劇的な同点ゴールを決めていたレフティは、ブンデスリーガ第11節のシュトゥットガルト戦で79分からピッチに立つと、短い出場時間ながら持ち前のテクニックで相手DFを翻弄してみせた。
話題のシーンは90分に訪れた。シュトゥットガルトが自陣からのカウンターを狙った場面で、ボーフムの三好はそれを阻止する守備を披露。イングランドで身に着けた激しい寄せで前からボールを奪い返した。
その後、一度は相手の左SBマクシミリアン・ミッテルシュテットにライン際でボールを取られてしまったが、コーナーフラッグ付近で再び奪い返すと、持ち前のテクニックで相手を翻弄。27歳のドイツ代表DFの逆を突く細かいタッチでマイボールとしたのだ。
このワンシーンにはABEMA視聴者も「うま!」「テクニックは見ていて気持ちいい」「もっと三好にパスを出そう」と反応。三好らしいテクニカルなプレーを褒めていた。
ボーフムは現在、ブンデスリーガ第11節を終了した時点で勝点2の最下位と苦しい時期が続いている。夏に加入した三好自身も前節レヴァークーゼン戦で劇的な同点ゴールを決めたが、リーグ戦での先発出場は3試合のみと、新天地で定位置の確保には至っていない。
それでも徐々に持ち味を発揮できる機会は増えており、この調子でアピールを続けて、なんとかスタメンの座を掴みたいところだ。
(ABEMA/ブンデスリーガ)