先月行われた、あるAI企業の上場記者会見の一コマが話題となっている。          
 司会の質問に答えていたのは、モニターに映し出されたIT企業社長の米倉千貴氏。しかし社長本人は会場にもおり、終始無言だった。実は答えていたのは社長のAIクローンで、どんな質問にも本人に代わって答えてしまうという。
 この一風変わった記者会見をおこなったのは2014年創立の創業10年の株式会社オルツ。同社はAIクローンやパーソナル人工知能を開発・提供することで、企業のデジタル化を推進する企業だ。