将棋の藤井聡太竜王（名人、王位、王座、棋王、王将、棋聖、22）に佐々木勇気八段（30）が挑む第37期竜王戦七番勝負は11月27日、和歌山市内で第5局の対局を行っている。前日の26日に現地入りした藤井竜王は、対局場見分のほか前夜祭に参加。特急列車くろしおで和歌山に訪れたが、「本当は新宮まで乗り通したかったですが…」と本音も。“乗り鉄”らしい藤井竜王の挨拶で、ファンを笑わせた。
東京・渋谷で開幕した今期のシリーズは、福井県あわら市、京都市、大阪府茨木市を経て第5局・和歌山市へ。両者2勝2敗のタイで推移しているとあり、どちらが先に抜け出すのか大きな注目を集めている。
藤井竜王は今回初めて和歌山市を訪問したといい、「訪れることを楽しみにしていました。食べ物ですと、和歌山は梅干しの印象があります。先ほど和歌の浦で写真撮影をしましたが、風光明媚なところで強く印象に残りました」とあいさつした。
さらに、和歌山への移動は京都から新宮駅を結ぶ「特急列車くろしお」に乗車。「大阪から乗車したのですが、本当は新宮まで乗り通してみたいところなんですけど、それはまたの楽しみにしたいと思っています」と語り、“乗り鉄”の顔も知られている藤井竜王の茶目っ気たっぷりの“本音”がファンを沸かせていた。
これには、ABEMAの視聴者も興味津々。「パンダくろしおにも乗ってほしいー」「新宮経由で行きたかったのね」「くろしおｗ」「鉄補給したか」「鉄分」「やはりくろしお」と様々な反響が寄せられていた。
藤井竜王といえば、鉄道に関する優れた取り組みを表彰する「日本鉄道賞」の選考委員に就任。10月に行われた第23回「日本鉄道賞」の表彰式では鉄道愛のこもった挨拶も大きな話題となった。
（ABEMA／将棋チャンネルより）
