AIクローンやパーソナル人工知能の開発・提供で、企業のデジタル化を推進する、創業10年のAI企業「オルツ」が驚異のデジタル革新で業務の効率化に成功しているという。その実態に迫った。
 オルツは、一風変わった上場記者会見を行って話題となった企業だ。インタビューに答えるのは社長のAIクローンで、どんな質問も本人に代わって答え、米倉千貴社長(47)本人は最後まで口を開くことがなかった。
 社長だけでなく、全社員が入社時にクローンを作成するのがルールで、クローンは社内SNSやメール、オンライン会議などから本人の言動を学習する。