日本人ラリードライバーが見せた衝撃的な走りが、モータースポーツファンの間で話題を呼んでいる。
 11月21日から24日にかけて開催されたWRC(世界ラリー選手権)第13戦「ラリージャパン」。なかでも特に注目を集めたのが、大会3日目SS13「笠置山」での勝田貴元の走行シーンだ。
 急こう配の下り坂が続く笠置山の林道。落ち葉が散りばめられた狭い山道を、勝田選手はトヨタGRヤリスRally1 HYBRIDで豪快に駆け抜けた。中継がその走りを捉えると、視聴者からは「イニシャルDよりヤバい」と、人気漫画「頭文字D」の主人公・藤原拓海を越える衝撃的な走行だったとの反響も。また、「この狭い林道をこの速度」「くだりこっわ」「落ち葉で滑りそう」と、一流ドライバーゆえのスリリングな走行に、ハラハラする声も多く寄せられた。