【ブンデスリーガ】フライブルク 3-1 ボルシアMG(日本時間11月30日/ヨーロッパ・パルク・シュタディオン)
フライブルクに所属するMF堂安律の対人戦での強さが光った場面だった。日本代表MFは持ち場の右サイドで、相手選手からタイミングよくボールを奪うと、そのままドリブルで突破。2人に囲まれても恐れないプレーでファンを沸かせている。
堂安はボルシアMG戦で何度も相手選手との1対1を制した。データサイト『Sofascore』によると、その勝率は9戦8勝の89%と、多くの場面で対峙した選手を苦しめている。
その象徴的なシーンがスコアレスで迎えた16分にみせたプレーである。[4-2-3-1]の右WGで先発出場した堂安は、ボルシアMGの左SBルーカス・ウルリッヒがボールを持った場面で、同選手の次のプレーを読んでパスをカットすることに成功。ボールを奪うと、そのままドリブルでの前進を狙った。
ボールを奪われたウルリッヒとボランチのユリアン・ヴァイグルが素早くカバーに入る中でも恐れることなく前進。最終的にはウルリッヒの粘りにボールを失ってしまったが、彼の積極性が活きた場面だった。
これには視聴者も「キレッキレやな!」「エグすぎ」「ゴリゴリだな」「守備のタイミングも運び出しも最高」「堂安調子いいな」と、前半開始早々から好プレーを連発する堂安に好印象を抱いている。
先述した通り、この試合では多くの場面で1対1を制しており、堂安がいる右サイドは明確にフライブルクの武器となっていた。89分まで出場した彼の活躍もあって、チームは3-1の勝利を収めている。(ABEMA/ブンデスリーガ)