1966年に静岡県で一家4人が殺害された事件で再審無罪が確定した袴田巌さんが11月29日、9年ぶりにボクシングの聖地・東京後楽園ホールに来場した。
 袴田さんは、1959年11月にプロデビュー。元全日本フェザー級6位にランクし、国内最多記録となる年間19戦に出場した記録を持つ。そして現在はWBC世界フェザー級名誉王者だ。
 9年前の聖地訪問の時はまだ死刑囚だったが、今回ようやく無実の身となり 聖地を訪れた。試合の合間には、姉のひで子さんからリング上で無実の報告が行われた。