ABEMAは2024年11月30日(土)夜9時より、FC町田ゼルビアの軌跡を辿る特別番組『ZELVIA 異端の新参者』の配信をスタートした。
2024年シーズン、明治安田J1リーグに初昇格でリーグ3位と躍動するFC町田ゼルビアが、強豪を相手に勝利を重ね、一時は単独首位に立つほどの快進撃を続けた背景、J1初挑戦の裏側などを黒田剛監督や選手を通じて深掘っていくドキュメンタリー番組だ。
11月30日(日)に放送スタートの第1話では、FC町田ゼルビアを2023年にJ2優勝へと導き、J1初昇格を決めた黒田監督を取材。黒田監督がチームメンバーにかける言葉や向き合う姿勢、どこまでも勝利にこだわりチームを導いていくリーダーとしてのカリスマ性を紐解いた。
J1初挑戦となる中、開幕から快進撃を続けて首位に躍り出たFC町田ゼルビアだが、徹底して勝利を追求する戦術やプレーに監督や選手への批判の声が上がるなど、賛否両論を多く生み出すことにもなった。それでも指揮官は、「我々が築いてきた『これが正しいんだ』という道、『これで俺たちは勝負するんだ』というものをひとつ作ったら、ブレずにそこに打ち込んでいくこと。細部にこだわり、勝利を追求していくことは、プロスポーツの中では絶対的に重要な要素。そんな姿をファン、サポーターも応援してくれると思う」と熱く語った。
まだ、シーズン途中で海外のクラブへ移籍したMF平河悠の穴を埋めるべく、MF相馬勇紀やDF中山雄太ら5名の有力選手を獲得したことでも、SNSでは批判の声が続出。過激化した世間の反応を振り返り、黒田監督は「SNSで話題の中心となるくらい(批判が)ありましたけど、だからこそやりがいもあるし、見返してやろうという自分自身の意地もある。応援してくれている人たちの方が無数に多くいるわけですから、その人たちの思い、希望を裏切らないようにやっていくことがプロだと思っている」と、思いを明かしている。
さらに、29節の浦和レッズ戦に向けたトレーニングや試合後に黒田監督が選手たちに向けた熱い言葉、キャプテンのDF昌子源が黒田監督に抱いていた本音、そしてFW藤尾翔太がボールに水をかける理由に言及する場面なども必見。ここでしか見られない貴重な舞台裏の数々が収められている。
(ABEMA/サッカー)