あるアイデアで落とし物の厄介な問題を解消し、快進撃の成長を遂げようとするスタートアップ企業がある。
去年、全国の警察に届けられた落とし物は約2979万点と過去最多を更新。警視庁によるとイヤホンをはじめ、モバイルバッテリーなど小型電化製品の忘れ物の急増が背景にあるという。現金の落とし物も総額約228億円と過去最高額となった。
落とし物は預かる側にも負担があり、管理・対応だけで人件費も含め億単位の経費がかかる。そんな厄介な落とし物事情に、落とした側だけでなく預かっている側にとってもありがたいビジネスを起こした人がいた。