【DFBポカール】ビーレフェルト 3-1 フライブルク(日本時間12月4日/ビーレフェルダー・アルム)
古巣相手にも容赦なし。フライブルクに所属するMF堂安律がセットプレーのこぼれ球からダイレクトミドルシュートを放ち、豪快にゴールを狙う。これには、3年前まで堂安の本拠地でもあったビーレフェルダー・アルムも騒然としていた。
DFBポカールのラウンド16ビーレフェルト戦、ゴールレスで迎えた21分のことだ。フライブルクの右サイドからのFK。MFフローレント・ムスリヤが右足で蹴り込んだボールは、DFとGKの間に鋭く飛んでいくも、ビーレフェルトのDFレオン・シュナイダーに弾き返される。だが、アウェイチームのチャンスは続く。このクリアボールがペナルティーアークに転がる。そこにいたのは、堂安だ。日本代表MFは素早く反応すると、走り込み、ボックス外から左足を強振する。身体を右に倒しながらボールのバウンドをうまく合わせて放った左足ボレーシュートは、ゴールに勢いよく向かっていった。しかし、わずかに枠を越えた。