【SVリーグ】ヴィクトリーナ姫路-PFUブルーキャッツ石川かほく(12月1日・女子第8節)
ヴィクトリーナ姫路の若きリベロが躍動した。観客席に飛び込みながらのレシーブを披露すると、その5秒後には定位置に戻って相手のスパイクをレシーブ。さらに直後、得点につながるトスを上げるなど、コート上のどこにでも現れる圧巻の守備範囲とガッツあふれるプレーに、ファンからも大声援が送られている。
12月1日に行われた大同生命SVリーグの女子第8節で、ヴィクトリーナ姫路はPFUブルーキャッツ石川かほくと対戦。その第1セットで7–2と姫路がリードして迎えたところで注目のシーンが訪れた。
相手のサーブを姫路の井上愛里沙が後ろに弾くと、これにリベロの吉田眞奈が反応。ボールは観客席の方向へと向かったが、危険なプレーも厭わないガッツあふれるプレーでレシーブに成功して味方選手へとつなげた。
この好プレーに観客席も大盛り上がり。レシーブした瞬間に観客席へと飛び込んだ吉田だが、すぐに立ち上がると、定位置へと戻って相手のアタックを受ける。その中でPFUブルーキャッツ石川かほくの大熊紀妙が放った強烈なスパイクをレシーブし、味方のカウンターへとつなげた。
彼女の守備が起点となったアタックは、一度相手のブロックに合ってしまったが、続く攻撃でも吉田が躍動する。完璧なトスから田中咲希のスパイクが炸裂し、姫路の得点をお膳立てしてみせた。
この場面はSNSでも話題を集めており「まなすごい」「レシーブと言えばマナさんだな」と、若きリベロのファインプレーに称賛の声が集まった。なお試合はヴィクトリーナ姫路が3-0で勝利している。
(ABEMA de J SPORTS/SVリーグ)