JFA(日本サッカー協会)は、2024年1月に発生した「能登半島地震」の復興支援プロジェクトを立ち上げ、様々な支援活動に取り組んでいる。9月の記録的豪雨もあり継続支援が求められる中、10月20〜21日には日本代表の森保一監督が現地を訪問。その模様が公式YouTubeチャンネル『JFA TV』で公開され、反響を呼んでいる。
森保監督は現地で出会った子供と一緒に芋掘りをすれば、被害に遭った家屋のリフォームも手伝うなど精力的に動く。さらに複数の保育園、小学校、中学校なども訪問し、スピーチをしたり、サッカーなどレクリエーションを一緒に楽しんだりした。中学校では自らハイタッチに行けば、保育園では笑顔で「サッカーやってるおじちゃんです」と子供たちに話しかけるなど、森保監督の優しさがとりわけ印象的だった。
YouTubeのコメントでは、「ほんとに森保さんが監督でよかった」「優しすぎて泣きそうになった」「監督の眼差しが優しくて柔らかくて…こちらまで元気を貰えました」「森保さん人格者すぎる」「日本代表史上最高の監督」「森保監督の自分からハイタッチや握手に行かれる姿にグッと来ました」「スポーツのあるべき姿を見たような気がして感動しました」などの声が出ている。
訪問を終えた森保監督は、JFAを通じて以下のコメントを出している。
「今回、短い時間でしたが能登を訪問させていただきました。会話をする中で能登の皆さんがこれからも関心を持ち続けてもらいたいと話されていたことが、とても心に残っています。サッカーファミリーの皆さんには能登の関心を持ち続け、小さくでもアクションを起こしてもらえるとうれしいです。日本サッカー協会も復興に向けてサッカーファミリー復興支援金の寄付募集や、チャリティーオークションなどを実施しています。ぜひ皆さん、力を貸してください」