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【映像】涙のゴールで「背番号19」掲げる瞬間

【明治安田J1リーグ】サガン鳥栖 3-0 ジュビロ磐田(日本時間12月8日/駅前不動産スタジアム)

【映像】涙のゴールで「背番号19」掲げる瞬間

 サガン鳥栖のFW富樫敬真(31)がジュビロ磐田のGK川島永嗣をかわして先制点をゲット。その直後、今季限りで現役引退を発表したMF森谷賢太郎のユニフォームを掲げる姿が「まじで泣けるんだが」とファンの涙を誘っている。

「サガンティーノ」と呼ばれる鳥栖サポータが感涙したのは、磐田と対戦した第38節の16分のことだ。すでにJ2降格が決まっている鳥栖だが、勝利を目指してゴールに向かう。

 左サイドを起点に細かいパスを繋ぐ中、DF木村誠二の縦パスをMF中原輝がMFとDFの間で受けて前を向くと、前線にスルーパス。CBの間を通すパスに反応して富樫が抜け出すと、右足で切り返してGK川島をかわして無人のゴールへと流し込んだ。

 先制点にスタジアムが歓喜する中、約7カ月ぶりにネットを揺らした富樫は雄叫びを上げながらベンチに駆け出していく。控えメンバーと抱き合った後、今季限りで現役を引退する森谷の「背番号19」のユニフォームをメインスタンドに掲げたのだ。

 富樫は弾ける笑顔で、親指を立てるハンドサインも送っていたが、その先に森谷の姿があったのだろうか。この様子を中継で伝えた実況・南鉄平氏は「引退を表明している森谷のユニフォームも掲げました。今日はベンチに入っていないんですが」と説明していた。

 選手同士の絆を感じたシーンに、ファンがSNS上で反応。「ケイマンのゴール、すでに泣いた」「待望のケイマンゴール!そして森谷のユニを掲げている」「ベンチ入りできなかった森谷のユニを掲げて藤田と喜んでいるのいいね」「森谷のユニを掲げるのは反則です」と涙なしにはこの光景を見られないといった様子だった。

 その後、鳥栖はFWマルセロ・ヒアンが30分と60分に追加点を決めて3-0で勝利し、2連勝でシーズンを終え、ホームに詰めかけた観客に勝ち点3を届けた。

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