日雇い労働者が集まる、大阪・西成の「あいりん総合センター」付近で、大阪地裁による路上生活者の強制退去が行われた。約8時間半かけて、路上生活者の所持品や、放置されていた家財道具が撤去された。
 近くの雑貨店主は「撤去するなら早くした方がいいと思っていた」といい、西成に来て30年の男性は「シェルターに入っている人間は入っている。入っていない人間は外で寝ている。若い子らはドヤ(簡易宿泊所)に寝かせている」と語る。