アメリカのFBI(=連邦捜査局)のクリストファー・レイ長官が、トランプ政権の発足を前に辞任すると明らかにしました。
 レイ長官は11日、職員に向けた演説で、バイデン政権の任期である2025年1月まで職務を務め、その後、辞任すると述べました。レイ氏は2017年にトランプ政権でFBIの長官に任命されましたが、トランプ氏による機密文書の持ち出しをめぐる問題でFBIが捜査に協力したことで、トランプ氏との関係が険悪になったものとみられます。