テレビ朝日「バラバラマンスリー」の水曜枠『3分間で泣ける話』が11日深夜に放送され、孫娘の結婚に“反対”した祖父のエピソードが紹介された。
実話に基づく3分間の感動エピソードを豪華声優陣が朗読する同番組。MCは藤井隆、語り手は内田真礼、『サザエさん』のフネ役でおなじみの寺内よりえが務め、“涙もろいゲスト”として紅しょうがの稲田美紀、フリーアナウンサーの後藤楽々が登場した。
■『祖父の想い』(語り手:寺内よりえ、内田真礼)
私は小さい頃、離婚した母と祖父の3人で暮らしていた。母は元々体が弱く、私が小学生になった年に病死。それ以来、祖父が親代わりとなり、厳しくしつけてくれた。
祖父の厳しさは「この子を絶対に不幸にはしない」という愛情ゆえなのだと、子ども心にもわかったから、祖父を嫌いになることはなかった。
私は大学を卒業、就職。数年後、真面目で優しく誠実な同僚との結婚を決めた。
祖父に彼を紹介する時、よろこんでくれると思っていたが、「本当に仕事ができるのか?」だの、「喋り方がうわついて見える」だの、彼の否定ばかり。私は初めて祖父に怒りが湧き、「おじいちゃんにはもう会いたくない!」と言い放った。
祖父の反対を押し切って結婚…