【ブンデスリーガ】マインツ 2-1 バイエルン(日本時間12月14日/メーヴァ・アレーナ)
ボランチの選手としては100点満点の守備対応だった。マインツに所属するMF佐野海舟が、バイエルンの持ち運びに対して素早い寄せで選択肢を奪う“地味だけど上手い”プレーを披露。この卓越したディフェンスの技術に対してファンから称賛の声が集まっている。
マインツはホームでバイエルンと対戦。ブンデスリーガで今季全試合に先発出場している佐野はこの試合もスタメンでピッチに立つと、攻守に躍動するシーンを数多く見せた。
その中でも話題を集めたのが、マインツの1点リードで迎えた50分のシーンだ。バイエルンのMFアレクサンダル・パヴロビッチの中央での強引な持ち運びに対して、佐野は自分がマークについていた選手を他の選手に託して距離を詰める。日本人MFは相手のパスコースを限定しながらサイドに追い込むと、バイエルンは前進できなくなり、最終的にはタッチラインに追い込んで、スローインのリスタートとしたのだ。
この好守備にはABEMAで見守ったファンも「佐野上手すぎ」「佐野信じられない落ち着き」「佐野絶対ひっかけるまん」「佐野すげえ」「佐野の体の使い方」「佐野がバイエルンのリズムを破壊した」「佐野どこにでもいるな」「めちゃ良い試合やん」とコメント。相手の中央での突破を遅らせる“ディレイ”の技術が詰まったディフェンスを絶賛していた。
佐野はこの試合で地上戦(3/3)、空中戦(1/1)とデュエル勝率100%を記録。バイエルンを相手に1対1で優位に立つプレーを続け、2-1の勝利を収める立役者となった。(ABEMA/ブンデスリーガ)