元行員が貸金庫から十数億円相当の現金などを盗んでいた問題で、三菱UFJ銀行がはじめて会見を行いトップの頭取が謝罪しました。
会見で半沢頭取は、スペアキーを使って現金などを盗んだ行員は、被害のあった支店で支店長代理を務め、貸金庫とスペアキーの管理責任者だったことを明らかにしました。被害にあった利用者はこれまで約60人としてきましたが、それ以外にも数十人から被害を受けた可能性があると申し出があり、現在も調査中だとしています。
関係者によりますとこの行員は女性の管理職で、問題発覚後すでに懲戒解雇されていますが、現在も三菱UFJ銀行の調査に協力しているということです。
半沢頭取は「原因の分析と再発防止が最大の責務」として、現時点では自身の進退や処分については明言を避けました。(ANNニュース)
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