三菱UFJ銀行の元女性行員が貸金庫から十数億円相当を盗んでいた問題で、16日、半沢淳一頭取がはじめて会見を行い「銀行ビジネスの根幹を揺るがすもの」と謝罪すると共に、犯行の動機に言及した。
 会見冒頭、半沢頭取は「私ども三菱UFJ銀行練馬支店、玉川支店において発生した元行員による貸金庫からのお客様資産の窃取事案につきまして、信頼・信用という銀行ビジネスの根幹を揺るがすものであると厳粛に受け止めており、お客様や関係者の皆様に心よりお詫びを申し上げます」と謝罪した。