しかし心のわだかまりを解消できない美羽はその手を止めて「恋人じゃない人にこういうことするの?」と質問。すると漣は透き通った瞳で美羽を見つめながら「…付き合うとか、そういう約束に意味ある?」との質問返し。これに美羽が「意味しかないと思うけど?」と重ねて問うと、漣は指先を美羽の腕へと這わせて、唇を奪うようにキス。そして漣から「でも、美羽とはずっとこうしてたい」とずる過ぎる回答を得た美羽は、我慢出来ずに漣の唇に自らの唇を積極的に重ねるのだった。

 不安を抱えた美羽にすぐに電話し、焦りも気まずさも一切感じさせない声色で平然と真偽不明な事情をスラスラと説明する漣。美羽の家を訪れるのも「仕事をお願いしたい」と美羽の自尊心をくすぐる言い方をし、訪問の際には「よろしくお願いします、浜崎先生」とかしこまった礼儀正しさを見せるあざとい演出にもぬかりなし。気まずい空気や質問に対してもすべておすまし微笑で対応し、美羽の瞳から一切目をそらさない。何をどうすれば沼らずにいられようか。これら沼り描写をさらりとストライクゾーンど真ん中で表現してしまう、横浜流星恐るべし。

【写真・画像】横浜流星 人体デッサンからのベッドシーンに悶絶「恋人じゃない人にこういうことするの?」気まずい質問には“唇”で回答 2枚目
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 しかしベッドイン直後に美羽は再び冷や水を浴びせられる。目覚めた美羽の横に漣はおらず、離れたところで電話口の女性と甘い声で会話をしている。その後ろ姿に美羽は「特別な存在になれた気がしたのに。私は数いる蝶の1匹に過ぎない」と絶望を感じてしまうのだった。一体、漣の心は誰の元にあるのだろうか。美羽の切実な思いは漣に届くのだろうか。

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『わかっていても the shapes of love』 概要

横浜流星 人体デッサンからのベッドシーンに悶絶「恋人じゃない人にこういうことするの?」気まずい質問には“唇”で回答
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<あらすじ>

鎌倉にある芸術大学に特別臨時講師として海外から赴任してきた漣(れん/横浜流星)。若き天才芸術家である漣は、誰もが近づきたくなる吸引力と、誰にも深入りさせないミステリアスな魅力を併せ持つ“沼男”。まるで、花に群がる蝶のように、常に誰かが彼の周りを囲んでいた。
才能溢れる漣は、周囲の期待に応えるように一見器用に生きながらも、周りの人々に対しどこか諦めに近い感情を抱いていた。しかし、とある女性との出会いで、漣の感情が動き始める――
「傷つくとわかっていても、それでも。」
愛に不器用な人々の、信じることへの肯定を描く……大人の恋の物語。

配信日時:
<1~3話>2024年12月9日(月)夜9時
<4~5話>12月16日(月)夜9時
<6~7話>12月23日(月)夜9時
<8話(最終話)>12月30日(月)夜9時
特報URL:https://abema.tv/video/episode/342-7_s1_p490
番組URL:https://abema.tv/video/title/342-7

キャスト:横浜流星、南沙良佐野玲於、鳴海唯、福地子、浅野竣哉、朝倉あき、夏子、霧島れいか、中山忍、村上淳
スタッフ:<監督>中川龍太郎
<脚本>中川龍太郎/佐近圭太郎/横尾千智
<エグゼクティブ・プロデューサー>藤井道人
<プロデュース>佐藤菜穂美
<企画>駒 奈穂子
<プロデューサー>道上巧矢/佐野大/小林祐介
音楽>小島裕規 "Yaffle"
<制作プロダクション>Spoon.
<制作パートナー> SLL Joongang Co..Ltd, Studio N
<原作>LINEマンガ「わかっていても」(作家 ジョンソ)
<原案>韓国ドラマ:「わかっていても」(制作・著作 SLL Joongang Co.,Ltd、作家 ジョンウォン)
<企画>BABEL LABEL
<製作>サイバーエージェント
配信:ABEMA、Netflix

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