クリスタル・パレスに所属するMF鎌田大地が、アーセナルのFWブカヨ・サカに強烈なタックルを繰り出した。判定はノーファウルだったが、スネを気にするサカの元へ瞬時に駆け寄って状態を心配する日本代表MFの姿に、ファンがSNS上で反応している。
相手選手への気遣いが垣間見えたのは、クリスタル・パレスが戦ったリーグカップ戦カラバオカップの準々決勝、アーセナル戦の76分のことだ。1点ビハインドのクリスタル・パレスはCKのこぼれ球をサカに拾われ、爆発的なドリブルでカウンターを受ける。その対応に当たったのが、鎌田だ。今夏からプレミアリーグに挑戦中の日本人MFは、イングランド代表FWを全速力で追いかけ、右サイドのタッチライン沿いで一度スピードダウンさせることに成功。すると、サカが急加速して縦突破を狙ってきたが、それを完璧に読んでいた。背番号18は進路に足を投げ出すスライディングタックルを仕掛け、ボールをピッチ外に蹴り飛ばしたのだ。