【カラバオカップ】サウサンプトン 1-2 リヴァプール(日本時間12月19日/セント・メリーズ)
リヴァプールのMF遠藤航とサウサンプトンのDF菅原由勢が、タッチライン沿いでマッチアップした。菅原はショルダーチャージで倒すと、遠藤はうずくまってファウル判定。それを見た菅原はニヤリとしながら遠藤を立ち上がらせた。イングランドのピッチで日本代表同士がじゃれ合う姿に、ファンがSNS上でほっこりとしている。
注目のシーンは、カラバオカップ準々決勝、サウサンプトン対リヴァプールの78分のことだ。遠藤がピッチ中央でルーズボールを回収し、そのままドリブルで相手陣内に進入していく。背番号3が左サイドから持ち上がっていくと、対応したのはサウサンプトンの菅原だ。菅原はショルダーチャージでボール奪取を試みると、遠藤を倒してしまった。
倒れ込んだ遠藤はうずくまったまま痛みを訴えた。その様子を見ていた菅原は一息ついてから駆け寄り、強引に立ち上がらせたのだが、その表情はニンマリとしたものだった。
解説の林陵平氏は「菅原がファウルして、『ないでしょ』って言っていましたよね」と笑い、マイクが拾った選手間の日本語でのやり取りについて言及。さらに「このピッチで日本語が聞こえてくるっていうのは、すごいことですよね」と、感慨深く語った。
このシーンには、ファンもSNS上で盛り上がった。「世界最高峰のリーグカップ準々決勝で日本人同士が絡んでいるのすごすぎる」「こんなシーン見られるの、ほっこり」「ちょっとにやけちゃうWata好き」「遠藤さんの反応的に菅原は絶対にちょけただろこれw」「遠藤の反応的に絶対またしょうもないこと言ってるやろこれ」など温かい声が相次いだ。
(ABEMA de DAZN/カラバオカップ)