【ベルギーリーグ】シャルルロワ 2-1 シント=トロイデン(日本時間12月22日/スタッド・デュ・ペイ・ド・シャルルロワ)
 避けようのない衝突だった。シント=トロイデンのMF山本理仁がプレーとは関係のないところで死角から相手選手に突っ込まれて悶絶。ピッチにうずくまって痛みを訴える姿に、チームメイトも心配し、医療スタッフが駆けつける事態となった。
 U-23日本代表MFが悲劇に見舞われたのは、シント=トロイデンが第19節にシャルルロワと対戦した55分のことだ。2点差を追いかけるアウェイチームは、右サイドを破られてゴール前への折り返しを許したところ、DFブルーノ・ゴドーがパスをカット。ボールを拾ったMF藤田譲瑠チマが右サイドのMFビラル・ブラヒミにパスを出し、カウンターを仕掛けようとした時、事件が発生した。山本がシャルルロワのFWニコラ・ストゥリッチに激突されたのだ。ストゥリッチに悪気はなかっただろう。藤田にカウンタープレスを仕掛け、連続プレスを行った時に、目の前にいた山本の存在を認識できず、ぶつかってしまったようだ。