91歳の誕生日に際し、宮内庁はお住まいの仙洞御所で、11日に撮影された上皇ご夫妻の映像を公開しました。
側近によりますと、右大腿骨を骨折し、リハビリをしている上皇后さまは、杖を使わずに歩くまで回復されています。ご夫妻は12月に入ってから朝にお住まいの仙洞御所の中を、夕方に赤坂御用地を散策されているということです。
お二人は、規則正しく静かに穏やかに過ごしていて、食事中は誤嚥を防ぐために会話を控えているものの、朝食後には散策とともに日課としている音読を一緒にされています。
上皇さまは、おととし7月、右心不全と診断され、診断指標であるBNPの値が今もやや髙く、少ない量ながら胸に水がたまる症状も認められるということです。一方、薬を服用し、水分の摂取を制限するなどして安定した状態が続いています。
皇居にある生物学研究所に今も週2回通い、ハゼの研究に取り組まれているということです。最近は、江戸時代に、長崎・出島のオランダ商館医だったシーボルトが、200年前に日本国内で採集したハゼ類の標本にも関心を示され、資料を収集されています。
23日は誕生日のお祝い行事が予定されていて、天皇皇后両陛下らからお祝いの挨拶を受けられます。(ANNニュース)
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