【ベルギーリーグ】シャルルロワ 2-1 シント=トロイデン(日本時間12月22日/スタッド・デュ・ペイ・ド・シャルルロワ)
驚異的な反射速度で、チームを窮地から救った。シント=トロイデンのGK小久保玲央ブライアンが身体能力を生かした鋭い反応からの横っ飛びでシュートをストップ。一連のプレーに、ファンが興奮している。
話題の場面は、シント=トロイデンが第19節にシャルルロワと対戦した15分のことだ。中央のMF藤田譲瑠チマが左サイドに縦パスを送るも、これがシャルルロワのMFヤシン・ティトラウィにカットされてしまい、カウンターを受けることに。ティトラウィが素早く持ち運び、パスを受けたMFパフェ・ギアゴンが左サイドから仕掛けながらタメを作りスルーパス。これに反応してボックス内左に抜け出したFWニコラ・ストゥリッチが左足でシュートを放った。ファーサイドを低く狙った鋭い弾道だったが、慌てることなく対処したのが小久保だった。シュートの直前にステップを踏み、ポジションを微調整すると、左足を瞬時に抜きながら身体を横に倒すコラプシングで反応。左手でシュートをしっかりと弾き出した。
ピンチを防ぐプレーに、ファンがSNS上で反応。「さすが国防」「良い反応だった!」「簡単じゃないと思うけど、的確に防いだね」「シュートを狭めるポジショニングも絶妙だった」「ナイスシュートストップ」と称賛している。
このセーブ直後に実況の瀬﨑一耀氏が「また止めました、小久保」と伝えた通り好守を見せていたが、37分と53分に失点を喫してしまった。シント=トロイデンは90分にFWアドリアーノ・ベルタッチーニが一矢報いるも、1-2と敗戦。これでリーグ戦3連敗になり、降格プレーオフ圏内の13位に沈んでいる。
(ABEMA de DAZN/ベルギーリーグ)