「おばあちゃんがミカンをくれたりとか、子どもたちに絵の描き方を教えてあげるよとか、すごくあたたかい交流があった」(新桜台駅担当アーティスト・イフクカズヒコさん)

「交流する中でまた一つそれが壁画のスパイスとなって、良い味になったのではないかと感じている」(武蔵藤沢駅担当アーティスト・OZ-尾頭-山口佳祐さん)

 西武鉄道と共にこのプロジェクトを手がけたNOMAL ART COMPANYの平山代表は、これまでもオフィスに壁画アートを取り入れる事業を行っている。

駅に出現した巨大壁画

「SEIBU BLUE ART STATION」プロジェクト
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「(壁画は)普通のアートと違って0から100まで制作過程が“パブリック”であるということと、パブリックであるからこそアートに興味がない人でもアートやアーティストに触れられる」(NOMAL ART COMPANY・平山代表、以下同)

 通勤や通学で毎日使う「駅」。そんな日常空間にこそアートを――。このプロジェクトで完成した壁画は、これから無期限で地域の人たちの目を楽しませることになる。

「普段、自分の慣れ親しんだ町というのは、ある意味慣れてしまって風景をしっかり見なくなったり、疲れて通勤する方もいる。そんな時にアートが目に入ることで自分の町の新たな可能性を発見したり、アートを通じて再発見していただければ嬉しい」

(『ABEMA Morning』より)

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