鹿島アントラーズに所属するFW鈴木優磨が、Jリーグ界で話題となった“祖母の怒り”について激白。19日に配信された「内田篤人のFOOTBALL TIME」で本人の口から真実が明かされた。
鈴木は今シーズンを振り返る中、番組の企画で「自分にあげるなら何賞?」というお題に挑戦。すると「おばあやんの圧力にたられたメンタル賞」と回答してMCの内田篤人氏やゲストの安田理大氏を笑わせた。
ことの発端となったのは、11月9日に行われた明治安田J1リーグ第35節の名古屋グランパス戦だ。57分、MF仲間隼斗からヒールパスを受けた鈴木は、MF稲垣祥を吹っ飛ばして左サイドを縦に突破。その直後、カバーリングに入ってきた椎橋が鈴木に対して激しく身体をぶつけながら突破を阻み、交錯した両者はその場に転倒する。2人はすぐさま起き上がったものの、直後に鈴木は椎橋に対して胸をぶつけて突き飛ばす"報復"に出てしまい、主審からレッドカードを提示された。
自身初のレッドカードを受けた鈴木は、第37節のセレッソ大阪戦で復帰。この試合では「祖母に10分くらい家に入れてもらえなかった」というエピソードが紹介されていた。
鈴木の活躍を見守る祖母は、試合に臨む前に「いらないイエローカードをもらうな」と常に話しかけているようだ。そんななか、キャリア初のレッドカードをもらって帰宅すると「家の前で待ち伏せされていた。本当に家に入るのに10分くらいかかった」と鈴木が当時の様子を紹介。さらに「『何やってんだ!?あんたがレッドカードもらったおかげでみんなに迷惑かけた』とわかっていることを淡々と言われた。ごめんなさいってずっと思っていました」と、普段は見られない“おばあちゃん子”の鈴木が見せた一面に内田氏と安田氏は再び大笑いとなった。
(ABEMA de DAZN/内田篤人のFOOTBALL TIME)