発がん性などの有害性が指摘されている「PFAS」が、福岡県の自衛隊基地で国の定める暫定目標値の30倍検出されたことがわかりました。
環境省は2024年、自衛隊の基地内などにある専用水道を対象に水質調査を行いました。その結果、福岡県の航空自衛隊芦屋基地では「PFAS」(=有機フッ素化合物)が国の定める暫定目標値の30倍に相当する、1リットルあたり1500ナノグラム検出されたことがわかりました。
また、国の定める暫定目標値を超えていた基地などは、芦屋基地のほかに5カ所ありました。
「PFAS」を巡っては、法律で検査が義務付けられる「水質基準」への引き上げなどが検討会で議論されていて、2025年の春頃に結論を出す方針です。(ANNニュース)
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