サントリーは2025年の事業方針に関する説明会で、環境負荷を減らして生産した原料を使ったビールを、大阪・関西万博限定で提供すると発表しました。
万博会場のレストランで提供される「水空エール」に使われる大麦やホップは、化学肥料を減らし生物の多様性などが保たれた土壌から作られています。これにより肥料をまく際や化学肥料を作る際に発生する温室効果ガスを、あわせて2割削減できるということです。
サントリーが環境負荷の低減を意識した原料をビールに使用するのは初めてです。また、今後も市場の拡大が見込まれるノンアルコール飲料を担当する組織を統合し、注力していきたいとしています。
サントリーは、2030年に国内の酒類売り上げ1兆円を目標に掲げています。(ANNニュース)
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