その後、週刊誌によって加護の喫煙がすっぱ抜かれ、事務所から無期限の謹慎処分を言い渡された加護は、地元の奈良に帰って引きこもり生活に。謹慎中は外出禁止で、半年〜1年弱ほどその生活が続いたという。
祖母と暮らしていた東京の高級マンションは引き払い、加護のお目付け役だった祖母は、加護の母から「何のために一緒に住んでたのよ」と怒られてしまった。祖母は、自分の影響で孫が煙草を吸ってしまったことを反省して禁煙をはじめ、今もなお吸っていないという。
加護は「今思えば、当時は本音を話せる友達が誰もいなかった」と振り返り、「有名になりすぎて、本当の気持ちを言えなかった」と吐露。小・中学校で連絡を取り合える友達はおらず、モーニング娘。やハロプロは家族のような存在ではあったが、同時にライバルでもあったため、「弱音をこぼすことはできなかった」「メンバー同士の家も知らなかった」と明かした。
ミッツが「辻ちゃんともあれだけコンビネーションがよかったけど、友達ではなかった?」と聞くと、加護は「そうですね、”友達”ではない」と頷き、「戦友みたいな感じ」とその関係性を語っていた。
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