亀仙人のエロに対する情熱には目を見張るものがあるが、悪いことはできないな~と思うことも多い!?潜水艇を貸す交換条件としてブルマ(CV:鶴ひろみ)から体を小さくすることのできるミクロバンドをもらった亀仙人(CV:宮内幸平)。さっそくスケベなことを思いついたのだが……。
3つ目のドラゴンボールが海底深くに沈んでいることを知った孫悟空(CV:野沢雅子)たちだったが、あいにく潜水艇を持っていなかった。そこで潜水艇を借りるため亀仙人のもとへ。ブルマはスケベな交換条件が出されることを身構えていたが、意外にも亀仙人が興味を示したのは体を小さくすることのできるミクロバンドだった。
いやらしいことを要求されると思っていたブルマは、意外な交換条件にホッとする。潜水艇はクリリン(CV:田中真弓)たちが使用中だったため、一行はその帰りをカメハウスで待つことになった。
亀仙人は、これに乗じてブルマにしこたまアイスコーヒーをふるまう。そしてブルマがトイレに向かったのを見届けると、亀仙人は待ってましたといわんばかりのスケベ顔を見せた。「テレビでも見るとするかのう」と何食わぬ様子で後を追うように家の中に戻ると、はやる気持ちにガッツポーズまで飛び出した。
亀仙人はミクロバンドを使って体を小さくすると、ブルマを追ってトイレへと猛ダッシュ!トイレへの潜入に成功した亀仙人の目の前にはブルマのパンティ姿が広がっていた。
「グッドタイミング!これからパンツをおろすところじゃ!」とワクワクを抑えきれずにトイレのタンクに飛び乗った亀仙人だったが、その期待もむなしくすでにブルマは用を足したあとだった。
残念な結果に「神様のイジワル!」と嘆く亀仙人。次の瞬間、亀仙人は足をすべらせ便器の中へ落ちてしまった。さらにタイミングよくブルマが水を流してしまい、亀仙人は悲鳴とともにトイレから姿を消したのであった。
「河童の川流れ」ということわざがあるが、これは言わば「亀のトイレ流れ」?“スケベがすぎた行動を取るとバチが当たる”……亀仙人はきっとそのことを身をもって視聴者に教えてくれたのだろう。
1986年から1989年に放送されたTVアニメ「ドラゴンボール」は、「週刊少年ジャンプ」(集英社)で1984年から1995年まで約11年間連載され、シリーズ累計発行部数が全世界で2億6000万部を超える鳥山明の同名漫画が原作。以降も「Z」「GT」「改」「超」など数々のアニメシリーズが制作され、20作を超える劇場版も公開されたほか、数多くのゲームシリーズにもなっている大ヒット作だ。40周年を迎えた2024年、故・鳥山明氏が原作・ストーリー・キャラクターデザインを手掛けた完全新作アニメシリーズ「ドラゴンボールDAIMA」も10月11日より放送されている。
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