日本代表MFの久保建英が2026年ワールドカップを見据え、“強豪国”との対戦を希望した。
久保は12月27日、日本プロサッカー選手会(JPFA)が主催する「極楽湯 presents JPFAアワード2024」で、プロ選手たちが選ぶ「2024年の日本人選手年間MVP」を受賞。過去2回連続で受賞していた三笘薫(ブライトン)などを抑えての初栄冠となった。
同アワードには、JPFA会長の吉田麻也とのVTR対談で出演。「チーム(ソシエダ)としても代表チームとしても浮き沈みがある1年でしたが、その波も含めて僕は楽しめる余裕もあったので、総括としては充実した1年でした」と初受賞を喜んだ。
さらに、吉田に日本代表の今後について聞かれると、久保は「今回は幸いにも、ワールドカップ予選の突破が早く決まりそう。順調にいけています。その先のところも今のうちから見据えていかないといけない」と語り、さらに次のように続けた。
「とくに(予選突破が)決まった後のワールドカップまでの間、マッチメイクのところ。僕らはどうしようもないですけど、僕個人の願望としては格上の国とやって、自分たちの現在地を知りたい。できるだけアジアの予選では戦えない国と戦いたい」
そして久保は、「今回はレギュレーションも変わって、3か国で試合をする(2026年ワールドカップは出場チームが32か国から48か国に増加、アメリカ、カナダ、メキシコでの3か国共催)。吉田選手がいるアメリカも、横に移動するだけで長時間かかる。そういった環境での試合も組めたらいいなと、個人的には思っています」と締めた。
2025年の日本代表は、3月と6月にアジア最終予選のラスト4試合を予定。その後の9月、10月、11月のAマッチウィークの予定は、現時点で未発表だ。日本サッカー協会は久保など選手たちが希望する通り、強豪国と過酷な環境での試合を組めるか。注目される。
(ABEMA/JPFAアワード2024)