このところ”オリジナル・ブラッドライン”のメンバーを手当たり次第襲撃してきたドリュー、とくに関係をこじらせているサミが相手だ。今月2度目の対戦でも、試合中からドリューは謎の怒りっぱなしモード。早々とサミの腰を狙ったバーティカル・スープレックスから、手を踏み潰す攻撃とエグさ爆発。攻撃ごとにニヤリと笑顔を浮かべ「サイコおじさんここに極まれり」といった具合だ。
この日のサミは初動の腰強打で動きが鈍い。一方的にドリューはスーパープレックス、風車式バックブリーカーなどでネチネチと腰を狙い続ける。極めつけは場外での攻防だった。リング下に設置された鉄製のステップスの前でドリューがサミを”お姫様だっこ”で抱え上げると、あえてステップスをスルーしてプロレスのリングで一番カタイといわれるエプロンの鉄骨部分へ目掛けて腰を強打。
リング下で大悶絶するサミに対し、ドリューはニヤケ顔で舌なめずり。「うわー痛そう」「力技すぎる」「うわーはじめて見た」とファンも騒然。その後のドリューの表情に「サイコすぎる顔」「サイコパスの顔」「いい顔するなぁ」など様々なリアクションで埋め尽くされた。
問題のシーンで一番象徴的だったのはリングサイドの女性のリアクション。手を合わせて「オーマイガー」と絶句する姿と、狂気のドリューの”サイコ度マックス”バッキバキの目と笑顔がシュール過ぎる。
試合は必死に反撃する手負いのサミのヘルパキックにカウンターで合わせたドリューの「クレイモア」が再び火を吹き2試合連続ピンフォールで勝利。試合に勝っても満足しないドリューは、試合後もマウントからパウンド攻撃と非情な攻撃を続けるなど最後まで暴走は続いた。 (ABEMA/WWE『RAW』)
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