WWE「RAW」で、女子インターコンチネンタル王座トーナメント準決勝で激突したイヨ・スカイとライラ・ヴァルキリアの一戦。カイリ・セインの負傷を受けての代打出場で元女子王者イヨが超難度の雪崩式カサドーラ・ボムで観客をあっと驚かせた。
先日のリヴ・モーガンとの女子タイトル戦など女子きっての”名勝負製造機”としてファンからの人気も急上昇中。試合中も会場からは「イヨ、イヨ、イヨ」の大歓声が鳴り響くなか決定的な場面が訪れる。
ライラがトップロープから仕掛ける場面でセカンドロープにイヨが登ると、会場がざわつきはじめ「ヤバすぎる！ヤバすぎる！」の大合唱。さらにトップロープに跳び乗りくるりと一回転しながらライラを真っ逆さまに叩き落とす「雪崩式カサドーラ・ボム」を炸裂させた。
自らも着地の際にバウンドする衝撃技にファンからは「すげーな」「すげえ、何だ今の！」「引き出し開けたな」「これはオーサム」「これだけでも見たかいがあった」「イヨ・スカイ最高や！」と大興奮の声が上がるも、ライラも意地の2.9ギリギリでのキックアウトで回避。
ABEMAのWWE解説・堀江ガンツも「これはよく返した…」と絶賛。勝利を確信していたイヨもまさかの返しに”口あんぐり”の顔芸で驚きを隠せない。
その後もイヨは場外へのムーンサルト、さらにリング内での追撃のムーンサルトが不発に終わると着地の際に足を負傷。イヨは力を振り絞りオコーナー・ロールで丸め込むが、ライラがクイックなロールアップで3カウントを奪取。丸め込みでライラが勝利し決勝進出を決めた。
5月の「クイーン・オブ・ザ・リング」に続き、またしてもシングル戦で丸め込まれたイヨにファンからは「天敵だな」「相性が悪い」との声も。決勝ではダコタ・カイが決勝で待っていただけに、”ダメージCTRL”同門対決が実現せず悔しい敗戦となった。（ABEMA／WWE『RAW』）
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