漫画賞を総なめにした人気フィギュアスケート漫画が原作の新アニメ「メダリスト」が1月4日より放送スタートした。内気な少女・結束いのり(CV:春瀬なつみ)が涙ながらにスケートへの思いを訴えて、「半分くらい泣きながら見てた」「なんだこの神作」と視聴者の心を震わせた。
小学5年生のいのりは、おとなしい性格だが、スケートに対しては強い情熱を持っている。しかし母親である結束のぞみ(CV:小清水亜美)にはスケートをすることを反対されていた。第1話「氷上の天才」では、いのりが母親に震える声で胸の内を吐露した。
いのりは、「私、スケート絶対にやりたかったの……!」「スケートのこと考えると、学校での嫌なことも気にならなかった。みんなができないスケートがあたしにはできるって思えた」「私にも、誰かに負けないくらい好きなことがあるって、上手にできることがあるって、私は恥ずかしくないって思いたいの!」と泣きながら訴えた。
内気ないのりの心の叫びに、ネット上では「何回も涙腺持ってかれた…」「なんだこの神作」「スケートをやりたいと涙ながらに訴えるいのりちゃんに心打たれました」「半分くらい泣きながら見てた」と感動の声が続出した。ほかにも丁寧なスケート描写などが大きな反響を巻き起こし、放送後、「メダリスト」がX(旧Twitter)でトレンド第1位に輝いた。
アニメ「メダリスト」は、つるまいかだ氏による青年漫画誌「月刊アフタヌーン」(講談社)で連載中の漫画が原作。原作は、「次にくるマンガ大賞2022」のコミックス部門で第1位に選出されたほか、「第68回小学館漫画賞」一般部門や「第48回講談社漫画賞」総合部門などを受賞している。フィギュアスケートの世界に憧れを抱く少女・結束いのりと、彼女のコーチとなった元フィギュアスケート選手の青年・明浦路司(CV:大塚剛央)がタッグを組み、メダリストを目指す物語だ。
第1話「氷上の天才」
【あらすじ】
元フィギュアスケート選手の明浦路司は、スケートを独学で学ぶ少女・結束いのりと出会う。 司はいのりに正式なクラブへ入ることを薦めるが、彼女の母親は不器用な娘にスケートを諦めさせることを望んでいた……。
(C)つるまいかだ・講談社/メダリスト製作委員会