【写真・画像】敵将は激昂! 鈴木彩艶の“指先1mmセーブ”が話題沸騰!「止めすぎ」「とんでもねえぜ」MOM初受賞&現地メディア最高評価 1枚目
【映像】鈴木彩艶が「奇跡の指先セーブ」

セリエA】トリノ 0-0 パルマ(日本時間1月6日/スタディオ・オリンピコ・グランデ・トリノ)

【映像】鈴木彩艶が「奇跡の指先セーブ」

 ラストプレーで、パルマを絶体絶命のピンチから救った。パルマのGK鈴木彩艶が試合終了間際に放たれた強烈なミドルシュートを指先で弾き、現地メディアから絶賛されている。

 新年初戦となったトリノ戦、スコアレスで迎えた90+5分のことだ。FKからのクロスがディフレクションとなり、ボールはゴール前へ。トリノのDFサウール・ココが頭で合わせようとしたが、鈴木がゴールエリアのライン上まで素早く飛び出しパンチングでペナルティーエリア外へ弾き出した。
 
 鈴木が掻き出したボールをトリノのMFサムエレ・リッチが拾って冷静に後ろに落とすと、MFカロル・リネティが右足を振り抜く。ペナルティーエリアのライン上から放たれた弾丸シュートがゴール右上をめがけて飛んできた。

 しかし、鈴木が立ちはだかった。パンチング後はすぐに起き上がり、ポジショニングを修正。そして、複数の味方と敵がブラインドになっている中、決死のダイビングセーブでシュートに食らいつく。懸命に伸ばした右手の指先がわずかにボールに触れ、しっかり弾き出したのだ。

 このプレーの直後、主審から長いホイッスルが吹かれて試合は終了。いつもはクールな日本代表GKだが、勝点1を死守したスーパーセーブ後には力強いガッツポーズを見せた。一方、チャンスを阻まれたトリノの選手たちは頭を抱えて悔しさを滲ませながら、最後の砦として立ちはだかった鈴木の驚異的なプレーに呆然としている様子だった。

 文字通りチームを救ってみせた鈴木のセービングを、現地メディアは大絶賛。『PARMA live』は「最後のプレーではゴールポストとクロスバーの交差部分に飛び込み、非常に重要なセーブを披露。チームに貴重な1ポイントをもたらした」と綴り、個人評価点ではチーム最高の「7.5」を付けた。

 また、『PARMA TODAY』も「リネッティのショットを見事にセーブした。試合終了間際のヒーローとなったのは彼だった」というコメントを添え、個人評価点は同じくチーム最高の「7.5」。手放しで賞賛した。

 さらにSNS上のファンたちも、このセーブには驚愕。「えぐすぎる。ありえないわ」「スーパーだな」「ありえないウルトラセーブ」「さすがに凄すぎる」「すごい反射神経」などと反応している。

 鈴木はこのシーンを含めて3度のビッグセーブを披露。2024年夏のパルマ移籍後では初となるセリエA選出のプレーヤー・オブ・ザ・マッチに輝いている。

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