【カラバオカップ】トッテナム 1-0 リヴァプール(日本時間1月9日/トッテナム・ホットスパー・スタジアム)
あわや失点の危機的な場面だった。リヴァプールのGKアリソン・ベッカーが、自陣ゴール前でバックパスの処理を2回連続で失敗して大きなピンチを招いた。守護神の危うい対応に、ファンからは悲鳴が上がっている。
カラバオカップ準決勝ファーストレグのトッテナム戦、スコアレスで迎えた56分だった。リヴァプールはFWコーディー・ガクポが自陣左サイドでボールをカットし、落ち着かせるべくバックパスをする。ボールを預かったアリソンは、猛烈にプレスを掛けてきたトッテナムのMFルーカス・ベリヴァルに対し、右前方へロングキックを蹴る素振りからの切り返しでかわすことを試みた。しかし、これが失敗。ボールが足下に入り過ぎたことで、アリソンは一時的に体勢を崩してしまう。