日系自動車メーカー3社は、中国での2024年1年間の新車販売台数を発表しました。いずれも前年割れと苦戦していますが、工場再編を進めるなど対応を進めています。
 中国での新車販売台数はトヨタ自動車が177万6000台(前年比マイナス6.9%)、ホンダが85万2269台(前年比マイナス30.9%)、日産が69万6631台(前年比マイナス12.2%)で、いずれも前年割れとなりました。
 中国市場では、政府がEVなどの“新エネルギー車”を推進していることから、中国のEVメーカーBYDなどが販売台数を大幅に伸ばしています。日本を含む外資系自動車メーカーは苦戦が続いていますが、ホンダは2024年、EV専用工場を新たに2つ稼働させ工場再編を進めるなど、生産・販売強化を図っています。