北京モーターショー
【映像】モーターショーの様子
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 日系自動車メーカー3社は、中国での2024年1年間の新車販売台数を発表しました。いずれも前年割れと苦戦していますが、工場再編を進めるなど対応を進めています。

【映像】モーターショーの様子

 中国での新車販売台数はトヨタ自動車が177万6000台(前年比マイナス6.9%)、ホンダが85万2269台(前年比マイナス30.9%)、日産が69万6631台(前年比マイナス12.2%)で、いずれも前年割れとなりました。

 中国市場では、政府がEVなどの“新エネルギー車”を推進していることから、中国のEVメーカーBYDなどが販売台数を大幅に伸ばしています。日本を含む外資系自動車メーカーは苦戦が続いていますが、ホンダは2024年、EV専用工場を新たに2つ稼働させ工場再編を進めるなど、生産・販売強化を図っています。

 冬の最低気温がマイナス10度以下にもなる遼寧省丹東市では、日系の車を含むガソリン車が多く走っていました。トヨタ自動車は2024年、販売台数に占める電動車の比率が前年比12.3ポイント増の48.4%と50%に迫る勢いでしたが、そのほとんどがガソリンと電気で走るハイブリッド車でした。

 関係者は「充電インフラが十分ではない地域や電池性能が低くなる寒冷地などでは客のニーズは異なる」と、中国でも地域によりガソリン車やハイブリッド車へのニーズは高いと話します。

 日系自動車メーカーは、販売台数が増え続ける新エネ車への対応を進めつつ、地域で異なるニーズを捉えながら中国市場での巻き返しを狙います。(ANNニュース)

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