溺れた子ども助けて救助死「夫の死は消費された」美談報道に苦しむ遺族…なぜメディアは物語を求めるのか? ABEMA Prime 2025/01/11 15:00 拡大する 大阪府茨木市にある河川敷。数年前までこの近くに暮らしていた岡真裕美さんには今も忘れられない出来事がある。「溺れていた子どもを助けようとして夫が川の中に入って、助けたうちの1人と夫が亡くなった」(岡真裕美さん) 2012年、川遊び中に溺れた3人の小中学生。通りがかりにその様子を見つけた岡さんの夫・隆司さんは、川に飛び込んだ。その結果、少年2人は助かったが、男子中学生と隆司さんが命を落とした。事故は当時、大きく報じられたが、その内容に岡さんは、夫の死が"美談報道”として消費されたと感じている。 続きを読む