さらに過去には、事件現場の通行規制を変更してほしいと要求したことがきっかけとなり、軍に拘束されたことも。その後ヘススさんは警察に引き渡され、逮捕されたが、最終的には不当逮捕という判決に至ったそうだ。
そして、遺体を撮影することについて、ヘススさんはこんな本音も漏らしていた。「遺体を撮るのは良いものではない。正直なところ気持ち悪いよ」。それでも彼がこの仕事を続けるのは、メディアが報じない事件を人々に伝えるのは自分しかいないという、強い使命感を持っているから。また、ヘススさんは2年前に、師匠と呼んで慕ってきた同業者の先輩を麻薬カルテルによる銃殺で亡くしており、彼の遺志を継ぎたいという思いもあるそうだ。
この日ゲスト出演した井上は、ヘススさんの密着VTRを見終えると「その場に行って誰かが撮っているから、自分たちはこういう情報を見て知ることができるんだということを、生々しく感じました」としみじみコメント。さらに、通行規制をめぐって軍と揉めたエピソードに話が及ぶと、井上は「彼氏がこんなことしていたら、絶対出て行かないように家に閉じ込めますね」と、自分の大切な人に置き換え、心配そうに語っていた。
この記事の画像一覧■Pick Up
・キー局全落ち!“下剋上”西澤由夏アナの「意外すぎる人生」
・現役女子高生の「リアルすぎる日常」をのぞき見
・【裏話』『インフォーマ』演者たちが語るタイでの撮影秘話