45年ぶり戒厳令、大統領拘束令状…韓国“大混乱”の背景に何が?専門家「選挙が操作されたと考えている」 ABEMA的ニュースショー千原ジュニア,田中萌 2025/01/14 06:30 拡大する 尹錫悦(ユン・ソンニョル)大統領による非常戒厳の発令をめぐり、韓国が大混乱に陥っている。 そもそも「戒厳令」とは、戦争やクーデター、テロ、大災害が起こったときに、公共の秩序を保つため、行政や司法を軍が掌握して、国民の権利を制限できる超法規的な措置を指す。 今回の発令をめぐって、韓国国内では「45年前の事件」を思い出す声もある。韓国が軍事政権下だった1979年、朴正熙(パク・チョンヒ)大統領が側近によって射殺され、長期政権が崩壊。混乱を治めるために戒厳令が出された。戒厳令に反対する学生や市民が、南西部の光州市で大規模デモを起こし、鎮圧のために軍隊が投入された。これが数百名の死者と数千名の負傷者を生んだ「光州事件」となってしまった。 続きを読む 関連記事