【写真・画像】飲み会幹事は会社員の総合格闘技? 経験はプラスも「絶対やりたくない!」の声も 必要なのはサポート? インセンティブ? 1枚目
【映像】「トイレの清潔さや酒の銘柄にも配慮」…“幹事マスター”のこだわり
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 忘年会、新年会、さらには歓送迎会など、社内で行われるイベント。コロナも落ち着き社内イベントが復活しつつある中、若手社員が幹事を任されることもあるようだ。

【映像】「トイレの清潔さや酒の銘柄にも配慮」…“幹事マスター”のこだわり

 株式会社ジェイックの調査によると、20代社員のおよそ7割は幹事を経験したことがなく、経験したことがあるのはわずか3割との結果が出ている。

 一方で、社内イベントの幹事を行ったことのある社員のうちおよそ7割が「その経験はプラスになる」と答えている。

 店選び、金額、席順などの詳細を決めて会を仕切らなければいけない幹事。そんな幹事を担うことに関して、経験者はどう思っているのか。

 街の人に聞いてみると…

「幹事をやると『そういうのを回せる奴や』となる。そして、その先も飲み会とかでも呼んでもらえるようになる」(30代 IT関連) 

「そういった場を社内で経験できたことによって、営業先のお客さんとの接待などに活かせている」(30代 営業)

 一方、社内イベントの幹事をしたことがない人に「今後、経験したいか」と聞いたところ、「いいえ」が最多の4割という結果に。「大変そうだから」「通常業務で手一杯だから」といった理由があがっていた。

 幹事をまだやったことがなく、その経験をした友達に大変さを聞いたという人は…

「様々な年代の人がいるので場所を決めるのが難しかったり、喫煙や金銭面の問題もあるので(幹事には)消極的だ」(20代 アパレル)

 幹事に求められることは多岐にわたる。街で話を聞いた人の中にはトイレの清潔さや動線、さらには上司が好きな銘柄が揃っているかにまで配慮するという“強者”も。

 幹事を任されると大変なのは確かなようだが、その経験をすることで、会社員にとってプラスになることもあるようだ。
 

「幹事にサポートとインセンティブを」

社内イベントの幹事、やりたい?
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 ダイヤモンド・ライフ副編集長の神庭亮介氏は、飲み会・イベントの幹事について「店のリサーチ能力、予算管理力、さらには社内調整力なども求められる“会社員スキルの総合格闘技”。だからこそ、成功させることができれば『この人は仕事できるね』という評価にもつながる」と述べた。

 さらに、幹事を務める心理的なハードルを下げる方法については「サポートとインセンティブが必要だ」と指摘した。

「前年の幹事がメンターとして、店選びや会の段取りなどサポートしてくれれば、慣れていない人でも進めやすい。せこい話、幹事は全員分の飲食費を立て替えるのでクレジットカーのポイントが貯まるメリットはあるが、これだけ大変なのだから『幹事は飲み代タダ』くらい打ち出してもいいのでは。当たり前だが、サービス残業ではなく就業時間内に幹事業務をできるように、会社側が環境を整えることも重要だ」
(『ABEMAヒルズ』より)
 

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