東野幸治があのちゃんに、“人生の先輩”としてアドバイスする場面があった。
1月18日、東野幸治とあのちゃんがMCを務める番組『国境デスロード』#7が、ABEMAにて放送された。『国境デスロード』は、世界各国にある国境を命がけで越える人々の生活に密着する、ドキュメントバラエティ。本番組の企画・総合演出を手がけるのは、『不夜城はなぜ回る』(TBS系)で知られる、大前プジョルジョ健太ディレクター(以下、プジョルジョD)。プジョルジョDが各国の国境地帯に赴き、なぜ人々は危険を冒しながらも国境を越えなければいけないのか、その真実に体当たりで迫る番組だ。
最重要政策のひとつに不法移民対策を掲げる、アメリカのドナルド・トランプ次期大統領。大統領就任式が1月20日に迫り、移民を取り巻く状況が大きく変わろうとしている。そんななか、今回プジョルジョD が歩んだのは、“トランプの壁 突破デスロード”。大統領選挙直前の2024年7月、メキシコ側にある国境の街・ティファナを訪れ、ベネズエラ移民のダニエルさん(27歳)に密着取材を行った。
ダニエルさんの母国ベネズエラでは経済が破綻しており、最低賃金は月収800円(5ドル)。愛する家族をベネズエラに残してアメリカへ渡る選択をしたのは、仕送りをするためだ。無事に入国審査を通過し、アメリカで働くようになり、ダニエルさんの生活は激変した。1日でベネズエラにいた頃の2年半分の収入を得られるようになり、中古車も購入。しかし、ダニエルさんは「お金はあるよ。でも、幸せじゃない」と本音を明かした。大統領選でトランプ氏が再選されたことにより、家族をアメリカに呼ぶ当初の計画は、難しい状況に。ダニエルさんは「一緒に住めないと意味ないよ。ベネズエラでの生活が良かった」と故郷を恋しく思いながらも「母国に帰って家族と会えるように、ここで頑張って働くよ」と懸命に前を向いている。
「覚えといて」東野幸治があのちゃんにアドバイス

