【ベルギーリーグ】シント=トロイデン 1-2 スタンダール(日本時間1月20日/大王わさびスタイエンスタジアム)
誰も見たことがないような、まさかのゴールが生まれた。
相手ゴール前にいたシント=トロイデンのMF小川諒也(28)が、自身の目の前へ跳ね返ってきた予期せぬボールをヘディングで冷静に沈めた。
衝撃のゴールは、開始2分に生まれた。シント=トロイデンのFWビラル・ブラヒミがハーフウェーライン付近から長いボールを送ると、スタンダールのDFマーロン・ジョセフ・フォッシーのクリアに遭う。しかしこれは、守備のため撤退していたDFダーン・ディエルクスに直撃。まさかの軌道にのけぞることしかできず、そのまま足に当たってゴール方向へ飛んでいくと、その先にいたのは日本代表選出経験もある小川。ヘディングで右のサイドネットへと綺麗に流し込み、先制点を決めた。
試合の実況を担当していた喜谷知純氏は「相手のミスを逃しませんでした。ブラヒミが長いボールを送ってディフェンスの対応がうまくいかず、そしてゴール前には小川が入っていました」と試合開始早々に小川が冷静に得点を決めた様子を伝えている。
この“珍ゴール”にSNS上でファンは「どんなゴールだよw」「なんやそのゴールwww」と驚いた様子で反応。その他にも「小川よく決めたなw」「相手の事故みたいなミスでラッキーだったけど、小川もちゃんと決め切ったの偉い」と一瞬のチャンスを逃さなかったことへの賞賛の声も挙がっていた。
狙っていた形ではないにせよ、幸先のいい時間にリードしたシント=トロイデンだったが、42分のPKと62分のカウンターによる失点を喫して1-2の逆転負け。ジェフユナイテッド千葉から期限付き移籍で加入したFW小森飛絢が84分に欧州デビューを遂げたが、勝利で飾ることはできなかった。
(ABEMA de DAZN/ベルギーリーグ)






