東京グレートベアーズの古賀太一郎がコート脇に飛んだボールをレシーブしようとした場面でのこと。ベンチのメンバーが足元の看板を慌てて動かしてスペースを作る"好アシスト"を披露。この咄嗟の判断が得点へと繋がった。
1月18日に行われた大同生命SVリーグの男子第13節で、東京グレートベアーズは日本製鉄堺ブレイザーズと対戦。注目のシーンは、第2セットを17-15で迎えた場面で訪れた。
最高到達点382cmを誇る日鉄堺BZのオポジット、シャロン・バーノン=エバンズの打点が高い強烈なスパイクを打ち込んだ。これに対して、東京GBの後藤陸翔が渾身のレシーブを見せると、高々と上がった滞空時間の長いボールは味方ベンチ方向へと向かった。
その際、ベンチメンバーたちは咄嗟の判断で足元に置いてあった看板を動かし、リベロの古賀太一郎が余裕をもってレシーブをするためのスペースを作り出す。まさにチーム一丸となった連携から立て直すと、最後はマチェイ・ムザイのスパイクによってポイントを奪い、この局面でリードを広げることに成功した。なお、レシーブ後に看板は所定の位置に戻された。
東京グレートベアーズは第1セットを23-25で落としていたが、このシーンが見られた第2セットを25-21で奪い返すと、最終的にセットカウント3-1で勝利を収めた。(ABEMA de J SPORTS/SVリーグ)
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