カーリング女子のロコ・ソラーレが、日本時間20日まで開催された世界最高峰のツアー大会「グランド スラム オブ カーリング」マスターズで、カナダのロウズ(Lawes)との激闘を制した直後のシーンが話題だ。
【映像】カメラが捉えた心温まる“粋な交流”の瞬間(実際の様子)
同18日のタイブレークでは、延長のエクストラエンドにもつれ込む接戦の末、ロコ・ソラーレが劇的な逆転勝利を収めて決勝トーナメント進出を決めたが、実はこの直後にファンと粋な交流をする一幕をカメラが捉えていた。
最終ショットで勝利が決まると、メンバーたちはコーチを務めるJ・D・リンドと抱き合って喜んだ。しかし、注目を集めたのはその直後の光景だ。アリーナで観戦していた現地ファンとの心温まる交流が、カメラに収められた。日の丸を手にした現地の観客がガッツポーズをしながら、観客席の最前列に駆け寄ると、それに気づいた藤澤五月、吉田知那美、鈴木夕湖、吉田夕梨花の4選手が、すかさずハイタッチで応えた。ファンは直後に「(その戦いぶりに)心を打たれたよ」というように、胸に手を当てるシーンも見られた。
中継の視聴者からも「ロコ最高」「この粘り強さがすごいんよ」「現地ファン」など、様々な反響が集まった。翌19日に行われた準々決勝では惜しくも敗退したものの、ロコ・ソラーレは本大会でベスト8入り。世界最高峰の大会で高い実力を示すと同時に、ロコ・ソラーレの人気を物語る一幕であった。
(ABEMA『SPORTSチャンネル』)


