【ベルギーリーグ】シント=トロイデン 1-2 スタンダール(日本時間1月20日/大王わさびスタイエンスタジアム)
ベルギーリーグでシント=トロイデンがスタンダール・リエージュと対戦。試合の66分、物議を醸す場面が起こった。
スタンダール・リエージュのディフェンダー、イライ・カマラが左サイドでボールを受けた際、ボールに手が触れたように見えた。スタジアムはどよめき、騒然となったが、プレーは続行。カマラはそのままペナルティエリア内にドリブルで仕掛けていった。シント=トロイデンの選手がこれをブロックし、ボールはゴールラインを割ったものの、最終的な判定はコーナーキックとなった。
この判定に対し、シント=トロイデンの選手たちが一斉に抗議。特にゴールキーパーの小久保玲央ブライアンは、両手を前に出すジェスチャーで主審にハンドを激しくアピールした。
実況を務めた喜谷知純氏は、「ハンドじゃないかという(スタジアムの)ざわめき。やはりシント=トロイデンの選手はハンドをアピールしています」とコメント。さらにリプレイを確認し、「手には当たっていました」と付け加えた。続けて、「その後、カマラが上手く交わしていってのクロスボールでした。結局、ハンドはなかったという判定で、コーナーキックに変わっています」と状況を説明した。
小久保玲央ブライアンを含むチーム全体の激しいアピールにもかかわらず、主審の判断は覆らなかった。この場面は失点に繋がらなかったものの、1点ビハインドだったシント=トロイデンはこの後得点できず悔しい敗戦を喫している。
(ABEMA de DAZN/ベルギーリーグ)
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